買い取りにだす前に直した方が良いところと直さない方が良いところ

高価買取を狙う!査定に出す前の準備

高価買取を狙う!査定に出す前の準備

愛車を高額買取して欲しい場合、どのような状態で査定してもらうと高額買取になるのでしょうか。
車の状態や買取を依頼する業者によっても異なるため一概にはいえませんが、査定する側の本音として参考になる点もあると思います。

買取にだす前に直した方が良いところ

おおまかに言うと、買取に出す前に直した方が良いところは、「実際には安く直せるにもかかわらず
その場の査定ではどれくらいの金額で直せるかはっきりしない部分」です。
例を挙げると、
・エアコン・・・コンプレッサー交換でも直しておければ直した方がお得です。
エアコンが効かないとガス抜けがコンプレッサー交換で済むのか、エバポレーターなど他の大物部品の交換まで必要か
「その場での見極めがしずらい=可能性のある個所を減点する」事になるからです。

・警告灯の点灯・・・現代の車は電子制御の部品が多く、何かの不具合があるとチェックランプ(警告灯)が点灯して注意を促します。
例えばエンジンチェックランプが点灯した場合、1つ数千円程度のセンサー類の不調から100万円コースのエンジン本体まで可能性はあるわけです。もしも数万円程度の出費で改善することがわかっているならば、事前に交換した方が買取額の減額を抑えられる分お得です。
事前に修理代を支払いことが難しい場合は、ディーラー等で不具合の特定ができる資料を用意しておくと良いでしょう。

買取にだす前に直した方が良いところ

買取に出す前に直さない方が良いところ

実際にはどんな箇所であれ「直っているに越したことは無い」ので、正確に言えば「修理コストに見合うだけの買取額のアップにつながりずらいところ」ということになります。
その根底にあるのは、ユーザーが修理を行う費用と、業者が買い取った後に直す際の費用の違いです。。例を挙げると、

【洗車・掃除】

キレイな中古車の方が印象も良く、高そうに見えるため「高額買取してもらえそう!」と思いますが、買取業者の査定項目にこれらは記載されていないため、大きなプラスポイントにはならないといえるでしょう。ちなみに「汚れ」に関する査定項目はありますが、これは「洗車では落ちない汚れ」を指しているため、洗車で落ちる程度の汚れは関係ないようです。
では、査定に出す前に「まったく掃除をする必要はないか?」というと、そうでもありません。
査定の前にある程度の掃除や洗車をしている方が、買取ったあとに清掃に手間をかけずに再販できるというメリットもあり、業者からの好感度もアップします。

買取に出す前に直さない方が良いところ

【車検】

また、「車検を通すと高く買い取ってくれる」というウワサがありますが、査定に出すためだけのために車検に出す必要はないといえます。
車種によっては輸出対象となり車検の有無は意味がない場合もありますが、他には車検時に交換が推奨される消耗品あるいは車検費用が高価な車の場合は、買取額が若干安くなっても 「費用をかけない段階で売却する」ことが結局はプラスになることも多いです。

【キズ・ヘコミの修理】

さらに気になるのが車の「キズ」や「ヘコミ」ですが、これはマイナスの査定となってしまうため、見た目にもすぐに分かるようなら修理してから査定に出した方が良いでしょう。
いずれの場合も重要なのは費用対効果で、修理代を出しても査定価格が大幅にアップするなら、修理をおすすめします。

・軽微な板金・・・バンパーについた飛び石を直すために10万円の費用をかけてバンパーを塗装しても買取額は10万円は増えません。逆に大きくへこんだり部品交換が必要なレベルの傷は。直した方が印象が良くなり高価買取につながる場合もあります。

・コーティングなど・・・どんなに高価なコーティングをかけても印象が良くなることはあっても、直接買取額に反映されることは稀だと割り切っていた方が賢明です。

【純正品パーツ・社外品パーツ】

また純正品パーツを外して社外品パーツに取り換えている人もいらっしゃると思いますが、
買取の場合、社外品パーツも査定対象となりプラスの査定となる可能性があるので持参しましょう。
また、社外パーツが付いていても純正パーツ付きなら買取金額に大差ない場合は、「元に戻す工賃」を発生させないことでトータルは得になる場合もあります。

買取に出す前に直さない方が良いところ