旧車・絶版車の高価買取のポイント

旧車って一体どんな車なの?

現在、いろいろな意味で旧車・絶版車が注目を集めています。ファッション性において現在の車では表現できない存在感があったり、
人によっては過去を懐かしむアイテムにもなったりし、
また車種によってはここ数年で価値が高騰しているものもあります。
旧車と一口に言っても、第二次大戦前のフォードから1990年代の空冷ポルシェまでメーカーも年式も様々です。
定義づけも様々あるため一概に言うことができませんが、
FIVA基準というものでは25年以上経っているものが旧車だと定義されています。

興味のない人にとっては、旧車というと古い車だと言ったイメージですが、古いと言ってもボロいとは違い、
しっかりと整備もされていて、見た目もオシャレでカッコいい、といった感じでしょう。
こういった車に憧れる方が増えています。このような車を使ったレースも定期的に開催されていたり、
熱心なコレクターがいたり、現代の車より手間もお金もかかりますが、
それらを補って余りある魅力のある車が多数あります。

高価買取が可能な旧車とは?

博物館級の車や、エンツォフェラーリなど1億円を超える車は別にしても、
現在旧車の価値は上がっており、売却を考えている方にとっては今がチャンスです。
もちろん全ての旧車の価値が上がっているわけではありませんが、
購入時の価格の何割UP!(車種によっては何倍!?)での売却も可能な旧車もあります。
ここ数年の傾向として、年式的に値上がりが目立つのは1960年代後半から1990年代半ばまでの、
ネオクラシックと呼ばれる世代の値上がりが顕著です。
メーカー的には、ポルシェ・フェラーリを始めとした欧州のスポーツカーや、
マッスルカーと呼ばれるアメリカのスポーツカー、メルセデスベンツSL、
あるいは昭和40~50年代の国産スポーツカーなどです。

反面、イギリス車やフランス車などは一部の車を除いて、
価値が上がっているとは言えない状況です。
新しい車とは違い、基本的にはオリジナル重視の傾向が高いのが旧車の特徴ですが、
箱スカ・ケンメリなどの日本車のようにカスタム度が高いと価格も上がる車種も存在します。
ただし、カスタム車の場合は改造の仕方によって全く価値の付かなくなる場合もあります。
売却の際に大切なのは「旧車の価値と価格のわかるところに売却する」ことが大切です。
買取をする業者側が価値を知らなければ正当な評価がつかないことはもちろん、
間違った高評価をされて最後に減額(再査定)もあるからです。
また、クラシックカー専門店の場合は長期在庫になっても良い価格で仕入れることが一般的で、
「専門店=最高値」とは一概に言えないのが実情です。

価値が高騰している注目車種

ベンツ

Sクラス W140 W126 W116 タテ目
Eクラス W124全般、特に500EとAMGモデル 左ハンドルのW123
190クラス エボを含む16バルブ系 その他モデルの左ハンドル
SLクラス R129 R107 タテ目

BMW

M3・M5・アルピナなどコンプリート系
E34の左ハンドル
E31 8シリーズ
1980年代から1990年代前半のネオクラシックは左ハンドルが高値、右ハンドル車も走行距離の少ない履歴の明確な個体は高値

ポルシェ

空冷エンジンの911 特にMT車
914、944など、1990年代前半以前の、ほぼすべてのMT車
GT3を含む996・997系のMT車

ランチア

デルタエボ1、エボ2

フェラーリ

412、モンディアル系の一部を除いたほぼ全ての車種

ランボルギーニ

全ての車種

アメ車

1960年代後半から1970年代までの、カマロ・コルベット・トランザム・マスタング・チャレンジャーなどのマッスルカー
グラントリノなどのフルサイズクーペあるいは、ノバ等のコンパクトカーのMT車

フランス車

ルノーサンクターボやアルピーヌ等の希少車を除いて上がっていない
シトロエン2CVなどの安価で特殊な車の一部価値は横ばい

イギリス車

ロータス系のスポーツカーは価格安定
クラシックセダンやSUVの一部

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