日本市場において確固たる地位を築いてきたBMWですが、
新車は当然ですが中古車になっても人気を集めています。
ただし、現在は昔と違って車を購入する人の数も限られてくるため、
人気色だったり走行距離の少ないものから売れていき、
そうでないものは売れ残るという図式が成り立ってしまいます。
逆の言い方をすれば、単純に年式やオークションデータに限らず高く買い取れる車も存在するのです。
一括査定でたくさんの業者に見せても、思ったような金額が出ない場合もあるのです。
そこで「自分の車の価値がわかってくれる相手に高額で売却したい!」
という人のためにポイントを紹介します。
i8やi3のような最新車種は話題性もあり注目も集めますが、リセールとなると話は別です。
基本的には白・黒系の人気色の最高グレード以外は値落ちが大きいので、
話題性があるうちに売却するのが賢明です。
反面、Z8やZ1などのように、過去に話題性がありながら販売台数が少なかった車は、
新車から年数が経つと極端にプレミアが付いたりします。
Mシリーズやアルピナは6であれ3であれ別格ですが、
高年式の場合ボディ色によって買い取り額が大きく変わるのは一般的な車種と変わりません。
旧モデルの場合は、色よりも走行距離やコンディションが重視される可能性が高くなります。
ですから旧モデルをお持ちの方は、一括査定などで「この色は不人気色なので安くなります」と言われても、
BMWに詳しい業者の意見を求めたほうが良い場合が多いのです。
また、E30のM3など一部の車種ですが、
走行距離や修復歴の有無に関係なく価格の高騰している車種もありますので、
気になる方はお問い合わせください。
7シリーズや6シリーズあるいはグランクーペ・X6など、
新車価格が1000万円を超える車種の場合、
買取時の値落ちが大きい場合が多いので注意が必要です。
新車時に値引が大きいことも要因としてありますが、
ボディカラーが白・黒以外は値落ちが大きい場合がほとんどです。
その場合、3シリーズなどと比べても新車価格が高額な分だけ色による格差も大きくなりがちです。
1・3・5シリーズやX・Zシリーズを含めて高価買取が可能なのは、Mスポーツです。
場合によっては、新車時のオプションとしての価格差以上のプラス査定も可能になります。
また、BMWの場合ベンツほどレザーシートとハーフレザー等の価格差は生じませんので、
愛車の価値に不満のある方はお気軽にお問い合わせください。
また愛車にカスタムをしている場合、エアロやアルミなどプラス査定にはなりますが、
ノーマルパーツの有無で大きく査定が変わる場合があります。
特にエンジンやコンピューターチューンの場合、
ノーマルパーツが無いと査定が下がる場合があるので注意が必要です。
またMTの設定がある車種は、車種によってATが高い場合とMTが高い場合があるので注意が必要です。
MTの愛車の正確な価値を知りたい方はこちら
またBMWの場合、モデル年式と新車の登録年式が違う場合があり、同じ年式でも全く価値が違ってくる可能性があるので注意が必要です。
一括査定で複数の業者に査定に出しても、見積もり段階で精査ができない査定マンにあたると、
契約後に再査定の対象になる事例もあるようです。
また、現行モデルから2000年代後半のモデルでは、
ハンドルの左右で価値が変わることは殆どないのがBMWの特徴ですが、
それ以前のモデルではハンドルの左右で大きく価値の違うモデルも存在します。
本当は高額で売れるはずの車を一括査定での画一的な金額で売ってしまうのはもったいないですね!
ハンドルの左右で価値の変わる車、
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